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鉄道総研営業マガジン2012年3月号 ■◇■
________☆特集:エンジニアリングの受託☆__
2012/03/01
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このメールマガジン(以下、メルマガ)は、公益財団法人鉄道総合技
術研究所の営業代行、
(
株
)
ジェイアール総研エージェントがお届けして
おります。
本号は、
・エンジニアリングの受託
・4月号のご案内
などについて、ご紹介します。
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エンジニアリングの受託
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鉄道総研のエンジニアリング概要
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鉄道総研のエンジニアリングとしては、技術ポテンシャルを活用した
システム構築、鉄道関連の技術的、実務的な諸問題の解決策の提案、お
よび鉄道総研の中立性を活かした各種評価などを行っています。
例えば、車両分野では、鉄道の安全性・信頼性を向上させるために取
り組んでいる『走行安全性向上』『乗り心地向上』により培った測定技
術、解析技術、評価技術をご提供できます。また、評価結果に基づく対
策方のご提案やそれを具現化するためのシステムの開発を行っています。
以下に、システム構築等の実用事例や現在取り組んでいる事例を紹介
しますが、これに限らず皆様の“要求された課題(ニーズ)の解決”へ
の取り組みにご協力できれば幸いです。
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| 事 例 |
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┏━┳━┓
┃車┃両┃
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■次世代振り子制御システム――――――――――――――――――
在来線の制御付き振子車両の性能向上と乗り心地改善を図るため、
@高精度な走行地点検知
A乗り心地を最適にする振り子パターンの演算
B高応答の振子アクチュエータ
の3つの新しい技術要素で構成される次世代振子制御システムを開発
しています。
○車両技術交流会(2011年9月) 次世代振子制御システム
■鉄道車両用セミアクティブサスペンション―――――――――――
この装置は高速走行時でも良好な乗り心地を提供するために開発し
たものです。車体の揺れを加速度センサで検知し、台車と車体の間に
取り付けた「可変減衰ダンパ」を高速で制御して、両方の振動を抑制
する抵抗力を発生させることで、横揺れを30%以上小さくする能力が
あります。
○研究部紹介 車両振動研究室
■HILSによる仮想走行試験――――――――――――――――――――
コンピュータによる実時間シミュレーションと車両試験台などの各
種試験装置を組み合わせ、車両特性の正確な同定や編成列車の運動を
再現します。 [ HILS:Hardware In the Loop Simulation ]
<各試験装置>
@車両試験台
本線走行状態などが模擬できます。
Aダンパ試験装置
車両が走行する際のダンパの動きを模擬し、その時にダンパが発生
する力を測定することができる試験装置です。
B空気ばね試験装置
車両が走行する際の空気ばねの動きを模擬し、そのときの空気ばね
の発生力を測定することができる試験装置です。
C車両間運動模擬装置
隣接車両の車端部の動きを模擬します。
D可変特性試験台車
各機器の特性を制御装置のプログラムで自由に変えられる車両試験
台専用の試験台車です。
○RRR2010年5月号 最前線2
実験室を走る試験列車―HILSによる仮想走行試験―
■地震をかわす車両の技術――――――――――――――――――――
地震時の車両挙動の解析のためのシミュレーションプログラムを開
発し、実際の新幹線台車と模擬半車体を使った2次サスペンションの
特性試験や脱線実験、模型車両を使った走行中の転覆実験など地震時
を模擬する大型振動試験装置を使って様々な実験を行い、実験と計算
機によるシミュレーション技術を培っています。
○RRR2011年5月号 最前線11
地震をかわす車両の技術
┏━┳━┓
┃防┃災┃
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■早期地震防災システム―――――――――――――――――――――
@早期検知用地震計を用いた地震防災システム
大地震が発生した場合にできるだけ早く列車を減速させることを
目的として、気象庁と共同で開発した早期地震諸元推定アルゴリズ
ムを搭載している早期検知用地震計を用いた地震防災システムを実
用化し、導入されています。
A緊急地震速報を用いた早期地震防災システム
地震発生時に鉄道の安全を確保することを目的として、気象庁が
配信している緊急地震速報を利用した早期地震防災システムを実用
化し、導入されています。
○研究部紹介 地震防災研究室
○第24回鉄道総研講演会 巨大な自然災害に備える
東北地方太平洋沖地震の特徴と早期検知
○RRR2010年5月号 フィールドレポート(2)
○RRR2010年11月号 フィールドレポート(8)
┏━┳━┳━┳━┓
┃人┃間┃科┃学┃
┗━┻━┻━┻━┛
■指差喚呼のエラー防止効果体感教育―――――――――――――――
従来から指摘されている指差喚呼の5つのエラー防止機能を検証し、
それを体感できるシステムを開発しました。
○研究部紹介 安全心理研究室
○関西地区技術交流会(2011年9月)
ヒューマンエラー体感学習ソフト
■鉄道総研式ヒューマンファクタ分析法――――――――――――――
鉄道総研式ヒューマンファクタ分析法を開発しました。この分析法
では、「予め期待した目標とは何か」、「エラーと特定する理由は何
か」といった視点で発生した事故やインシデントの発生事象を整理し
ます。また、ヒューマンエラーに起因する事故分析を3段階の手続き
を通じて行います。
○研究部紹介 安全性解析研究室
○RRR2012年1月号 フィールドレポート(22)
┏━┳━┓
┃輸┃送┃
┗━┻━┛
■鉄道輸送業務に対する各種システム・アルゴリズム――――――――
鉄道を利用する旅客に、より便利で効率的なダイヤを提供するため
の各種研究開発や鉄道の輸送計画作成業務,運行管理業務に関する研
究開発を行っていますが、その中から主なシミュレーションプログラ
ムを紹介します。
@運転曲線作成システム「Speedy」
基準運転時分,時隔を計算するシステム
A気動車用エネルギー計算システム「DECOES」
実路線を走行した際に排気される排ガス排出量や燃料の消費量を
推定するシステム
B車両運用計画自動作成システム
編成の使用計画を自動的に作成するシステム
C駅構内作業計画作成支援システム
自動提案機能を備えた,駅構内作業計画作成業務を支援するシス
テム
D列車運行・旅客行動シミュレータ
列車ダイヤと自動改札機等から得られるご利用状況データをもと
に,旅客1人1人の利用列車,各列車の混雑,混雑による運行時刻
への影響を推定するシミュレーションシステム
E列車運行実績分析システム(@Plan)
列車の運行実態を分析するシステム
F利用者の不満を最小にする列車運転整理案作成システム
小規模なダイヤ乱れに対して,利用者の不満を考慮した運転整理
案を作成するシステム
○研究部紹介 運転システム研究室
○研究部紹介 動力システム研究室
○RRR2011年5月号 最前線12
便利で効率的なダイヤを考える
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上記事例に限らず、総研開発成果の導入、各種試験・解析等のご相談
がありましたらジェイアール総研エージェントまでお気軽にお問い合せ
下さい。
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