━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2013/05/01
■◇■ 鉄道総研営業マガジン2013年5月号 ■◇■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジン(以下、メルマガ)は、公益財団法人鉄道総合技
術研究所の営業代行、(株)ジェイアール総研エージェント(JRSA)
がお届けしております。
本号は、次の記事を掲載しています。
●開発製品・手法
・上下振動制御装置
・CAモルタルの簡易健全度判定手法
・ポストテンション式PC桁の維持管理
●実験設備
・台車旋回試験装置
・転がり−すべり摩擦力試験機
●ご案内情報
・イベント :月例発表会(5月15日 車両用材料)
・出版物 :鉄道総研報告、RRR
今月号の編集担当者:JRSA尾作(おざく)
☆☆☆☆☆****************************************************☆
★★★★ ★★
☆☆☆ 開 発 製 品・手 法 ☆☆☆
★★ ★★★★
☆****************************************************☆☆☆☆☆
鉄道総研の開発製品の一端をご紹介します。鉄道関連以外でもご活用
いただける製品もあります。本号と併せ、是非鉄道総研のホームページ
もご覧いただき、ご検討いただきたく存じます。なお、本号掲載の記事
に関する費用等につきましては(株)ジェイアール総研エージェントま
で、お問い合わせください。
■上下振動制御装置 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
開発した制御装置は,2次ばね系と並列に可変減衰上下動ダンパ(電
気的な指令により減衰力制御弁を動作させて力を制御できるダンパ)を
取り付けて,車体の上下振動を低減します。可変減衰上下動ダンパは、
1両あたり4本使用します。このダンパの力を制御するために,車体の
4箇所に加速度センサを取り付けて,車体の振動を測定します。そして、
この情報をもとに、制御装置で車体の振動低減に必要な力を計算し、各
ダンパに指令します。制御装置からダンパへの指令は,指令電流の大き
さにより行います。
【詳細はこちら】
■CAモルタルの簡易健全度判定手法 ━━━━━━━━━━━━━
スラブ軌道のてん充層にはCAモルタルが使用され,長いもので50年
程度経過しています。現在は外観目視を主体に健全度を評価しています
が、検査者の主観に依存しているために定量性に乏しく、また内部の健
全度を評価できないといった問題があります。そこで,CAモルタルの側
面からの深さ方向の健全度を簡易に評価する方法として衝撃貫入試験を
新たに開発しました。
【詳細はこちら】
■ポストテンション式PC桁の維持管理 ━━━━━━━━━━━━
鉄道では1万連以上のPC桁が共用され、そのほとんどがポストテンシ
ョンPC桁です。近年このPC桁の鋼材の破断が報告され、対応が求め
られているようです。鉄道総研では、5〜700kHzの広い周波数帯
域にて一定の強度を有する弾性波を入力して、得られた卓越周波数から
グラウトの充填状態を判定する手法を開発しました。併せて導電塗料に
よるひび割れ検知法を開発し、0.03mm以下のひび割れを検出する
ことも可能としました。
【詳細はこちら】
□□□□□****************************************************□
■■■■ ■■
□□□ 実験設備 □□□
■■ ■■■■
□****************************************************□□□□□
鉄道総研の実験設備の一端をご紹介します。これらの実験設備を使用
した受託試験などをお請けできます。本号と併せ、是非鉄道総研のホー
ムページもご覧いただき、ご検討いただきたく存じます。なお、本号掲
載の記事に関する費用等につきましては(株)ジェイアール総研エージ
ェントまで、お問い合わせください。
■台車旋回試験装置 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
台車旋回抵抗力は台車が曲線を通過するときに台車が旋回し、空気ば
ねを前後方向にねじることによって生じる力、台車・車体間のダンパで
発生する力などから構成されます。この台車旋回抵抗は、従来からある
車両試験台だけでは得ることの出来ない台車の曲線通過性能に関わるも
のです。
本試験装置はこの台車旋回抵抗を測定するためのもので、空気ばねや、
ダンパ、牽引装置を台車に組み込んだ状態かつ車体荷重を掛けた状態
(在姿状態)で、旋回抵抗を測定することができます。
【詳細はこちら】
■転がり−すべり摩擦力試験機 ━━━━━━━━━━━━━━━━
本試験機は、低速域における車輪とレール間の過渡的トラクション係
数およびその影響因子を評価することができます。本試験機の主な特徴
は、微小すべりおよびアタック角度を与えることができ、また大気環境、
例えば気温や湿度を模擬・制御できることです。
【詳細はこちら】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━