━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■◇■ ジェイアール総研エージェント営業マガジン ■◇■
2014年12月号
__________________________2014/12/19_
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、公益財団法人鉄道総合技術研究所から営業業
務の委託を受けた(株)ジェイアール総研エージェント(JRSA)が記
事の編集を行い会員の皆様にお届けしております。
本号は、次の記事を掲載しています。
●トピックス
・「UICグローバルリサーチ&イノベーション賞」の受賞
・既設石積み擁壁の簡易な耐震補強方法の開発
・架線着霜の簡便な予測手法について
●安全・安定輸送を支える技術(自然災害への対応)
●ご案内情報
・イベント:月例発表会 2015年1月14日(水)
・出版物 :鉄道総研報告、RRR
▽▽▽▽▽
*****************************************************
▽
▼▼▼▼
▼▼
▽▽▽ トピックス
▽▽▽
▼▼
▼▼▼▼
▽
*****************************************************
▽▽▽▽▽
========================================================
| 「UICグローバルリサーチ&イノベーション賞」の受賞 |
========================================================
2014年12月3日に安全・セキュリティ分野でUIC(国際鉄道連合)
からグローバルリサーチ&イノベーション賞を受賞しました。
対象件名は「連続する鉄道構造物群の地震時車両走行性の評価法」
です。
========================================================
| 既設石積み擁壁の簡易な耐震補強方法の開発 |
========================================================
東日本旅客鉄道株式会社殿と共同で、崩壊防止ネットと地山補強材を
併用した既設石積み擁壁の簡易な耐震補強法を開発しました。
本件の問合せは鉄道総研広報までお願いします。
========================================================
| 架線着霜の簡便な予測手法の考案について |
========================================================
架線着霜(パンタグラフが接触するトロリ線への霜の付着)を精度よ
く、簡便に予測する手法です。少ない入力情報(夕刻の気温と湿度、翌
朝の予想最低気温と天気の予報値)をもとに、霜の発生メカニズムに基
づいて予測します。
本件の問合せは鉄道総研広報までお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽▽▽▽▽
*****************************************************
▽
▼▼▼▼
▼▼
▽▽▽ 安全・安定輸送を支える技術
▽▽▽
▼▼ (自然災害への対応)
▼▼▼▼
▽
*****************************************************
▽▽▽▽▽
本年8月の広島豪雨および11月の長野県北部地震は記憶に新しいこ
とと思います。
最近は、広島豪雨のような局地的な集中豪雨や、突風、竜巻などによ
る災害が目立っています。このような災害が多発してきているのは、原
因の一つとして気候変動の係わりを上げている識者もいます。
ここで最新情報としてCOP20を紹介します。
12月初旬、ペルーのリマでCOP20(国連気候変動枠組条約の第
20回締約国会議)が開催されました。気候変動に影響をおよぼす温室
効果ガスの排出量削減について、地球規模での対策を検討するための国
連会議です。
この会議での結論は、皆さまの活動に大きな影響をおよぼすことにな
る可能性がありますので、注目する必要があります。詳細はCOP20
で検索してみて下さい。環境省や経産省でも、これまでの経緯や関連情
報を公表しています。
鉄道総研では、地震対策をはじめ、降雨、降雪、強風、崩落など自然
災害対策に関する研究開発や、温室効果ガス排出削減につながる省エネ
ルギーに関する研究開発も行っています。この他にも様々な分野で研究
開発を行っており、この中から得られたノウハウや成果を活用し、鉄道
業界はもとより、広く社会の要請に応えるために受託事業も行っていま
す。
これらをご紹介する冊子として、平成26年度版「鉄道経営に役立つ
コンサルティングと商品のご案内」を作成しました。
本号では、この冊子およびホームページの「研究・開発」から、”自
然災害への対応”に関連した件名をご紹介させていただきます。
本号と併せ、是非鉄道総研のホームページもご覧ください。
なお、冊子につきましては、ホームページからダウンロードできるよ
うになっています。
まず冊子から8件をご紹介します。
◆地震対策 ―――――――――――――――――――――――――
地震対策として4件紹介しています。
@鉄道構造物の耐震診断
― 各種構造物の地震時の挙動を解明し、耐震診断結果をもとに
地震時の安全性向上に関する提案を行います。
A石積壁の耐震対策工
― 線路に近接した石積壁の耐震性を向上するために開発した工
法です。「Pin-Up(ピンナップ)工法」といいます。
B早期地震防災システム
― 地震発生時にリアルタイムで運転規制範囲を判断すると共に、
地震終了後に運転再開判断のための情報を提供します。
C緊急地震速報システム
― 乗務員や関係部署にすばやく地震情報や運転規制に関する情
報を伝えます。
【詳細はこちら】
◆風水害対策 ―――――――――――――――――――――――――
降雨対策、強風対策として2件紹介しています。
@斜面の耐降雨性評価
― 斜面崩壊が発生する雨量の限界値や、斜面崩壊の可能性の面
的分布状況などを用いて、斜面の耐降雨性を判断します。
A鉄道沿線の強風個所抽出
― 鉄道沿線の強風個所を抽出し、風速計の設置候補個所を提案
します。
【詳細はこちら】
◆落石・斜面崩壊対策 ―――――――――――――――――――――
落石や斜面崩壊の対策として2件紹介しています。
@斜面管理のための調査と管理図・マップ作成
― 踏査と写真判読により落石・斜面崩壊などの災害発生の可能
性を評価し、斜面管理図として整理します。
A打音測定による岩塊の安定性評価
― 打音測定装置を使用し、岩塊の安定性を判断します。
【詳細はこちら】
―――――――――――――――――――――
以下は、ホームページの「研究・開発」から。
◆落石の未然防止
離れた場所から安全に岩盤斜面の振動を計測し、崩落危険度を評価し
ます。
【関連する情報はこちら】
◆斜面崩壊対策の支援
降雨による斜面崩壊と落石を対象としたリスク評価手法です。
本手法により防災対策の実施順位などの意思決定を支援します。
【関連する情報はこちら】
◆雪崩に対する警備支援
地形図と空中写真から得られる情報をもとに、「気温」と「降水量」
から雪崩の発生に影響をおよぼす斜面の積雪深や積雪の安定性を推定
し、警備時期の始まりと終わりを判定します。
【関連する情報はこちら】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お問合せ先(編集長):nishibori@jrsa.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽▽▽▽▽
*****************************************************
▽
▼▼▼▼
▼▼
▽▽▽ ご案内情報
▽▽▽
▼▼
▼▼▼▼
▽
*****************************************************
▽▽▽▽▽
========================================================
| イベント
|
========================================================
■第285回鉄道総研月例発表会
日時:2015年1月14日(水)13:30 〜 16:55
場所:ベルサール神保町 3F Room 3+4+5
主題:車両技術に関する最近の研究開発
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
========================================================
| 出版物 |
========================================================
■鉄道総研報告(2014年12月号)
特集:鉄道力学
■RRR(2014年12月号)
特集:軌道技術
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
========================================================
| メルマガ関連のご案内
|
========================================================
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ご注意
◎このメルマガは、会員登録いただいた皆様にお届けしております。
◎このメルマガに掲載されている内容はいかなる形式であれ、許可な
く転載することはご遠慮下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行元:株式会社ジェイアール総研エージェント
お問合せ先:jrsa.eigyo@jrsa.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━