研究紹介

★ブレーキ試験
 鉄道のブレーキに関する性能試験を行っています。ディスクブレーキや車輪踏面ブレーキについて試験を行うことができるほか、ブレーキ時の粘着試験も行うことができます。在来車両から新幹線車両および機関車用まで幅広い各種ブレーキの性能試験が可能です。
◎鉄道のブレーキ性能試験に関するご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
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★車両試験台を用いる試験
 車両の走行安全性や走行時の振動特性について、営業線でなく定置で試験が可能です。車両や台車を静置状態とし、レールに相当する軌条輪を回転させることで走行試験を模擬しますので、営業線では実施不可能な限界領域の試験も可能です。
◎車両試験台を用いる試験に関するご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
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★レール締結装置の性能試験
 レール締結装置は、レールをまくらぎに締結して軌間を保持し、車両から軌道に伝わる荷重や振動に抵抗し、これらを下部構造に伝達する装置です。このレール締結装置に関する静的な性能および動的耐久性の試験が可能です。
◎レール締結装置の性能試験に関するご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
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★道床バラスト試験
 道床バラストは、鉄道線路を構成する重要な材料で、その良否は軌道維持の作業量を左右します。このバラスト石材の材質、形、その混ざり具合等の品質が基準値に適合している必要があり、鉄道総研で試験を行っています。JR各社の使用するバラストは3年に一度この試験を実施することが義務づけられています。
◎お気軽にお問い合わせください。
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★直流大電流試験
 直流遮断器、ヒューズやレールボンドなど、抵抗値の低い部材に直流の大電流を通電する試験が可能です。20V−10,000Aまたは40V−5,000Aでの通電電流−温度特性試験や電流遮断試験などが行えます。また試験中に通電電流値の調整もできます。
◎直流大電流試験に関するご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
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★集電試験装置による走行試験
 実際の架線を構成し、実機のパンタグラフを走行台車に搭載してパンタグラフの性能評価・電車線の性能評価・電車線金具類の性能評価等の試験が可能です。全長500mの走行路を最高速度200km/hで走行できます。カテナリ架線にかぎらず、剛体電車線、サードレールなどにも対応できます。走行台車には各種パンタグラフや集電靴などが取付可能です。
◎集電試験装置による走行試験に関するご相談を承ります。お気軽にご相談下さい。
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★風洞試験
 鉄道総研では小型風洞と大型風洞を有しており、空力騒音、空気抵抗や供試体による空気の流れの変化を調べることができます。また、大型風洞では騒音発生源の調査も可能です。小さい供試体から大きい供試体まで試験できますが、供試体の破損等により風洞設備に障害を与える恐れのある試験はお請けできません。
◎風洞試験に関するご相談を承ります。お気軽にご相談下さい。
小型低騒音風洞
大型低騒音風洞
★骨材のアルカリシリカ反応性試験
 コンクリートの骨材について試験を行っています。「骨材の岩石鉱物学的特徴と有害鉱物の判別試験」および「骨材のアルカリ反応性試験(化学法および改良化学法)」を実施し、アルカリシリカ反応によって有害な膨脹を生じない限界アルカリ量を求めて評価します。 土木学会のコンクリート標準示方書で、鉄道総研の試験方法が標準化されています。
◎お気軽にお問い合わせください。
【詳細については土木学会のコンクリート標準示方書[基準編]をご参照ください。(JSCE-C 511-2007)】
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