研究紹介

★鉄道車両の走行安全性評価
 輪重、横圧、前後接線力は、車両が走行するときは速度や軌道の構造などの影響により常に変化しています。輪重や横圧が大きくなると軌道を破壊したり、輪重と横圧の比がある一定の値を超えると脱線したり、輪重がある一定の値より減少すると転覆したりする危険性があります。
 新型車両を作ったり、速度向上を行ったりする場合には走行試験を実施し、得られた走行特性値を軌道の構造や車両の性能によって決まる目安値と照査して、走行安全性を評価します。
◎鉄道車両の走行安全性評価について、お気軽に問合わせ下さい。
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★車軸の強度評価
 車軸は、車両の走行中に万が一折損するようなことがあれば大きな事故にも繋がりかねない、極めて重要な走り装置の一部品です。したがって、厳格な規程の下に設計・製造され、使用中は定期的に探傷検査が行われ、安全が確保されています。このような車軸の安全性を、実験的ならびに論理的に検証を行っています。
◎車軸の強度評価について、お気軽に問合わせ下さい。
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★近接施工の影響評価
 土地の高度利用化にともない、既設トンネルに近接して土木工事が行われることが多くなってきました。そこで、各種トンネルへの近接施工に対し、既設トンネルへの影響の評価や、その結果に基づく対策工の検討・提案も行えます。
◎近接施工の影響評価ついて、お気軽に問合わせ下さい。
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★駅空間の快適性評価
 近年、駅は鉄道の乗り降りや乗り換えを行うだけの通過型空間から、飲食や買い物も行え、多くの人が集まる滞在型空間へと変貌を遂げています。そのため、滞在中のひと時を快適に過ごすことができるように駅空間でも居住性の向上が求められています。 そこで、駅空間における気温・湿度・風速などの温熱環境に関わる要素や、天井高・見通し・広さなどの空間を構成する要素に着目し、より快適な駅空間の評価を行います。
◎駅空間の快適性評価について、お気軽に問合わせ下さい。
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★バラスト材料の品質管理
 道床バラストは、鉄道線路を構成する重要な材料で、その良否は軌道維持の作業量を左右します。このバラスト石材の材質、形、その混ざり具合等の品質が基準値に適合している必要があり、鉄道総研ではこの道床バラストの石質評価を行っています。
◎バラスト材料の品質管理について、お気軽に問合わせ下さい。
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★鉄道信号の安全性技術の定量的評価
 個々の安全性技術の効果と安全性技術相互間の関係を定量的により明確にすることができれば、鉄道信号装置の安全性向上とシンプル化が可能になると考えられます。
 対象となる鉄道信号のそれぞれの安全性技術の構造をモデル化して行列等に反映することにより、危険要因となる故障に対する検出・抑止効果を算出する手法により安全性技術の定量的評価を行っています。
◎鉄道信号の安全性技術の定量的評価について、お気軽に問合わせ下さい。
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★列車運行実績分析システム「@Plan」
 列車の運行実態を把握するためには、日々変化する運行実績を用いた統計的な分析が重要となります。近年、自動進路制御装置(PRC)が様々な線区で導入され、運行実績が電子データとして蓄積可能となってきました。そこでPRCの実績ダイヤデータを用いて列車の運行実態を分析するシステム「@Plan(A Prc Log Analyzer、エープラン)」により、統計的な分析が行えます。
◎「@Plan エープラン」を活用した統計分析について、お気軽に問合わせ下さい。
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★「職場の安全風土」評価
 鉄道会社では、従来から組織の安全風土醸成のためのさまざまな運動が独自に展開されていますが、より効果的な活動のためにはこうした活動を評価することも重要です。
 そこで、安全を確保するために人や組織が積極的に取り組む姿勢を「職場の安全風土」として評価することが出来ます。
◎職場の安全風土評価に関するご相談をお気軽にお寄せ下さい。ご要望に応じ依頼を受け賜わります。
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