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鉄道総研では、ご依頼により、お客様のフィールドにて実施する現地
試験や、鉄道総研が保有する実験設備を使用して行う模擬試験などの各
種試験を行っています。
試験の目的を大別すると、
@研究開発のための検証試験
A原因・現象調査のための再現・検証試験
B安全性確認のための確認試験
C性能確認のための試験
D健全度調査のための試験
E各種特性試験
などがあげられます。
鉄道総研での試験の特徴は、鉄道各分野個々の試験に限らず、境界領
域での試験を実施し、総合的な判断を行うことができることです。
高速化にともなう速度向上試験や、新車導入時の走行安全性確認試験
などが代表的な例として挙げられます(下記事例参照)。車両,軌道,電気
などの各分野個々の試験と、車輪と軌道,パンタグラフと架線などの境
界領域での試験があり、そこに各種シミュレーション技術による評価を
付加することで、鉄道総研ならではの総合的な評価を行うことができま
す。
○総合的な試験の事例
<速度向上試験>
速度向上マニュアルにのっとった、以下の確認のための試験を実施
し、評価する
・車上側,地上側PQ(輪重/横圧)
・車両動揺
・離線率、押上量
・ブレーキ性能
・転てつ機強度
・他
下記に、“試験”に関係するHP等をご紹介します。ご参照いただき、
お困りの事象や実施してみたい試験などがありましたら、お問い合わせ
下さい。
また、鉄道に関する試験以外にも、鉄道総研が保有する試験設備を使
用しての各種試験が実施できる場合もありますので、お気軽にご相談く
ださい。
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